年明けからは一週間ほど経ってしまいましたが、新年最初の投稿です。
明けましておめでとうございます! 😆
今年も皆さんにとって、そして自動車にとっても飛躍の年になりますよう
ソウゾウ隊の一隊員としてお祈り申し上げます。
さて、今回のテーマは
車の技術革新と言ったら欠かせない燃料についてのお話です 😀
数年前から登場している電気自動車やハイブリッドカーなど、
ガソリン以外の燃料を使う車は私たちの生活の中に広がりつつあります。
これらの燃料を活用する技術は今後どうなっていくのか、またこの先新たに使われるようになる燃料は登場するのか、
一緒に見ていきましょう!
まずは、現在すでに実用化され市販されている電気自動車(EV)とハイブリッドカー(HV)の特徴を簡単におさらいします。
電気自動車(Electric Vehicle)
燃料は電気。EV充電スタンドや家庭のコンセントなどから充電した電気を動力源に、モーターを動かして走る。
ガソリンを使わないので二酸化炭素を排出せず、環境に優しい。その分、現段階では走行距離が他燃料の車より短め。
ハイブリッドカー(Hybrid Vehicle)
二種類以上の動力源を用いた車のことを言うが、現在主流のエンジンと電気モーターの組み合わせの車を指すことが多い。(この場合はガソリンと電気が燃料)
ガソリンでエンジンを動かす際に発電することで、蓄電池に電気を蓄え燃料とすることができる。電気自動車より走行距離は長いが、二酸化炭素は発生する。
(参照記事等:◎トヨタ|EV 電気自動車 ◎燃料電池車と電気自動車とハイブリッドカーの違い ◎電気自動車が走る環境にやさしい街|日産|技術開発の取り組み)
新しい燃料を使う車が生み出された背景には、やはり環境への配慮が第一にあります。
そして、現在開発されつつある新しい燃料の車も、よりエコなものであるようにと研究が進んでいるのです。
その筆頭ともいえるのが燃料電池自動車!
燃料電池自動車(Fuel Cell Vehicle)
水素と酸素(空気)を化学反応させて発電し、その電力でモーターを動かす。
排出するのは水だけで、非常に環境に優しい車として期待されている。
将来を牽引するエコカーとして、いずれはガソリン車にとって代わるほどの活躍を期待されている燃料電池自動車ですが、
一方でこんなことも言われています。(下記事を参照)
◎燃料電池車、普及の可能性見えず…広がる「期待外れ感」、販売目標達成のメド立たず|ビジネスジャーナル
◎未来予測!2030年でもまだガソリン車が9割!?-Ancar Channel
燃料の水素を補給するためのステーションの整備に、高い整備費・運営費を必要とすることから、
日本国内での先行きは今だ不透明という課題が残されているのです。
また海外での展開に対しても、燃料電池自動車の具体的な普及策を打ち出している地域は少なく、その事業規模も大きくないのが現状とのこと。
安価な生産と供給があるガソリンが、まだまだ使われていく可能性が高いという面もあります。
しかし!
先ほど挙げた燃料電池自動車紹介の動画の中でもあったように、
開発者は「将来、普及させないとこの技術の意味がない」という強い気持ちで研究に取り組んでいます。
自分たちが普及させていくんだ!という強い気持ちが、技術革新においては最も重要なことなのかもしれませんね。
💡 ここがソウゾウポイント! 💡
・これからの時代に求められているものをくみ取って、技術開発に応用しよう
・新しい技術の普及のためには課題解決ももちろん大事だが、自分が普及させていくんだという強い気持ちはもっと大事!
〈第五回ソウゾウ報告〉
◎「燃料の革新はまだゆるやか。しかし開発者たちの想いが、着実に未来燃料への変化をもたらす!」