みなさんこんにちは!前回の記事投稿からだいぶ時間が空いてしまいました。
この一か月足らずの間にすっかり冬になってしまいましたね 🙄
毎度のことですが、今回のテーマ立ても、やはり私のささやかな疑問と驚きがきっかけとなっています。
さかのぼること数年前。深夜アニメをよく見ていた高校生の私は、とあるアニメの劇中でこんなシーンを見かけて仰天しました。
「あの車のキーをハッキングしろ!」
監視カメラの映像を見ていたボスが、画面に映る車を指差し部下に指示すると、即座に遠隔操作で車のエンジンがかけられたのです! しかも車はイタリアにあり、ボスと部下はアメリカにいました(元のアニメが分かる方もいるかも?)。
当時はアニメの中の話だから、と思って深く考えなかったのですが、
最近になって調べてみるとあながち非現実的ではなくなってきているようなのです。
そこで今回は「車のインターネット化」と題して、
自動運転機能など車外のシステムとの繋がりを持ち始めた車の現状について触れていこうと思います!
車のハッキングについて調べていると、こんな記事を見つけました。↓
◎車の「乗っ取り」が現実に―日本車のハッキング成功 海外ではリコールも│日刊工業新聞 電子版
日本車の車載システムを通じて情報を解読し、外部から偽の操作信号を送って車を操作できることが実証された、というものです。
海外ではすでにハッキングの例が報告され、リコールも起こっているとか。
中国のセキュリティ・ラボ研究チームによって、同じような方法を使い実際にハッキングする様子を撮影したデモ動画も上がっています。
カーナビがインターネットに繋がることで正確な情報をすぐに得られるようになったりと、車の利便性を飛躍的に高める一方で、
この先自動運転システムが発達していく上では必要不可欠となるはずのネットワークシステムが
現時点では脆弱性をはらんだままであるということも浮き彫りになってきたんですね。
💡 ここがソウゾウポイント! 💡
・利便性の裏に隠された“弱み”にどう対処していくかを考えよう!
車のハッキング対策に関しては、既存のセキュリティ会社だけでなく、これを専門に扱うセキュリティ会社も登場してきています。
近い将来、車を買ったら「まずは対策ソフトをインストール!」なんて時代がくるかもしれませんね。
車に限らず、IoT(モノのインターネット)の実現を目指しつつある現代や未来においては、
業界を超えてユーザーの安全性を高めることが課題になるのではないでしょうか。
〈第三回ソウゾウ報告〉
◎車だけじゃない! 広がるインターネットの輪からユーザーを守る仕組みが不可欠に。